名画座は昭和の香り 銀座「シネパトス」 [昭和-平成、往ったり来たり]
昭和-平成 往ったり来たり
名画座は昭和の香り~銀座「シネパトス」
●中央右寄りに銀座4丁目の「和光」。「シネパトス」は手前左。
銀座のど真ん中。
「和光(服部時計店)」から築地に向かってわずか150メートルほど。
建設中の新しい歌舞伎座の手前、三原橋と呼ばれる一角。
その地下に、今なおこんなに濃い昭和の空気が……。
●地下鉄銀座駅 左・昭和30年代 右・今年5月
●三原橋近くの昭和通り(昭和初期)
●ここまで工事が進んだ歌舞伎座です。
高層ビルの前面に、以前の歌舞伎座の面影を再現。設計は隈研吾氏。
そこは「三原橋地下商店街」。
階段を降りる前からすでに昭和へのタイムスリップの予感。
●表は「びっくり寿司」。「シネパトス」の入り口は裏にあります。
●「シネパトス1、2、3」「三原橋地下商店街」への入り口
以前は「銀座地球座」と「銀座名画座」という名の映画館。
大劇場でロードショーを終えた作品の二番館として、
リーズナブルな料金で内外の名作を楽しめたので、
時々は気に入った作品を観に出かけたものでした。
今は「シネパトス1・2・3」の3つのシアター。
シネマコンプレックスと形式は変わっても、名画座は名画座。
ここには昭和の空気が今でもそのまま色濃く残っています。
パトスはロゴスの対意語で、情感、激情、苦悩など、
快楽や時によっては苦痛を伴う情感を指す言葉だそうで、
「シネパトス」からはどことなく、文学的、芸術的な香りが漂っています。
その名の通り、アート系の作品や新作のロードショーをやっているかと思うと
娯楽に徹したB級作品からドキュメンタリーまで。
また、館主の個性で企画されるレイトショーでは、普段はなかなか観られない思い切った番組が組まれているようです。
★動画は、静止画にAdbePremierElementsが勝手に音楽と動きを付けたお遊びです。by sig
●内外の話題作を名画座形式で上映する特別企画も大人気
「シネパトス」から奥は、チリ一つないきれいな通路。
その両側が、昭和ムードそのものの「三原橋地下商店街」。
「シネパトス」のチケットの半券提示で、それぞれサービスが用意されているというあたり、昭和スピリットそのもの。
暖かい人情がうれしい一角です。
●ゴミ一つ落ちていない三原橋地下商店街メイン通路
●これぞ昭和、という感じが、懐かしうれし。
■1950~70年代、懐かしの女優陣
(「シネパトス」の上映とは関係ありません)
代表作「理由なき反抗」(1955)、「草原の輝き」「ウェストサイド物語」(1961)
「グレート・レース」(1965)
●かわいい役だけではなかったカトリーヌ・ドヌーヴ
ロマン・ポランスキー監督の異色作「反撥」(1965)は凄惨。今なお美貌のまま現役。
代表作「シェルブールの雨傘」(1964)、「昼顔」(1967)
「哀しみのトリスターナ」(1970)、「リスボン特急」(1972)
代表作「刑事」(1959)、「若者のすべて」(1960)
「山猫」「ブーベの恋人」(1963)、「ピンクの豹」(1964)
代表作「女は女である」(1961)、「女と男のいる舗道」(1962)
「ピエロ・ル・フ(気狂いピエロ)」(1965)
「メイド・イン・USA」(1966)













